「未来を創るグライコサイエンス
〜我が国のロードマップ2025〜

刊行のご案内

日本糖鎖科学コンソーシアム(JCGG)

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 日本糖鎖科学コンソーシアム(JCGG)では、糖鎖科学(グライコサイエンス)の現在地と将来の重要課題を俯瞰し、研究・産業・社会実装に向けた道筋を共有することを目的として、ロードマップ冊子(JCGGロードマップ2025)『未来を創るグライコサイエンス 〜我が国のロードマップ2025〜』を刊行いたしました。

 糖鎖・多糖は、生命科学・医学にとどまらず、材料、食品、環境・エネルギーなど多方面に関わる基盤領域です。多様な分野において糖鎖科学がより一層活用されるよう、本冊子が研究・教育・産業連携・政策検討などの場で広く参照されることを願っております。

JCGGロードマップ2025発行の背景

 糖鎖は、核酸やタンパク質にはない枝分かれ構造を持ち、さらに硫酸化・リン酸化・エピメリ化等により構造が一層複雑化します。そのため、核酸・ペプチドで有効な「自動解析・自動合成」の考え方がそのまま通用しにくく、質量分析でも異性体や結合様式を含む詳細な構造決定には課題が残る、という特性があります。また糖鎖の機能は、同じ糖鎖構造でも「どのタンパク質・脂質に付加しているか」といった生物学的コンテクストに依存し得るため、画一的理解が難しい点も指摘されています。国際的には、2012年に米国NASが糖鎖研究を「医学生物学のみならずエネルギー・食品・材料工学までを含む総合領域」と位置づけた白書を提示し、その後2016年には欧州が独自のロードマップを編纂するなど、糖鎖科学を国家・地域戦略として捉える流れが進んできました。

 本冊子(ロードマップ2025)では、前版を基にしつつ、6領域(医薬品/医学・医療・疾病/テクノロジー/食品と機能/機能材料/情報科学)を設定し、特に「食品と機能」「機能材料」の項目を拡充しています。さらに、マスタープラン2017の構想から発展し、2023年度から開始された「ヒューマングライコームプロジェクト」の概要を第7章に取りまとめています。

 糖鎖・多糖の応用範囲は創薬・再生医療から、がん・生活習慣病・老年病・希少病、さらに食料・環境・エネルギーへと非常に広範であり、糖鎖関連情報の網羅的取得と利活用の重要性が述べられています。

目次(章立て)

JCGG事務局より:活動への賛同とご寄付のお願い

このロードマップ冊子体の提供に際し、本コンソーシアム活動への賛同として、
1冊あたり2,500円のご寄付をお願いしたく存じます。

● 振込先

みずほ銀行 日本橋支店(店番 038)
口座番号:普通 1929833
名義:日本糖鎖科学コンソーシアム

● お申し込み(冊子のご提供)について

先にお振り込みをいただきましてから、申込フォームよりお申し込みください。

申込フォーム:https://forms.gle/LWoFBwH4fzwRhbDH8

【個人情報の取り扱い】

お申し込み時にご入力いただきました個人情報は、ロードマップ冊子の郵送目的以外には使用せず、JCGGにおける管理(ロードマップ提供先等の情報管理)にのみ使用します。第三者への提供はいたしません。将来のJCGGからのご連絡のために使用する可能性がありますので、あらかじめご承知おきください。

お問い合わせ

日本糖鎖科学コンソーシアム(JCGG)事務局
E-mail:jcgg-office@jcgg.jp