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JCGG事務局
国立研究開発法人 理化学研究所
生物科学研究棟S405

〒351-0198
埼玉県和光市広沢 2-1

JCGGシンポジウム

第21回 糖鎖科学コンソーシアムシンポジウム
お申し込みサイトは
9月頃を予定
日 時: 2024年11月19日(火)、20日(水)
場 所: コラッセふくしま 多目的ホール
〒960-8053
福島県福島市三河南町1番20号 JR福島駅(東北新幹線、東北本線、奥羽本線)西口より徒歩3分
主催: 日本糖鎖科学コンソーシアム(JCGG)
後援: 日本糖質学会、
公益財団法人水谷糖質科学振興財団、
日本生化学会、日本化学会、
日本薬学会、日本農芸化学会、
日本応用糖質学会、セルロース学会、
日本キチンキトサン学会
多糖の未来フォーラム
世話人 : 北爪しのぶ(代表)、
菅野光俊、鈴木英明、飯島順子、
高橋一人(福島県立医科大学)、
山口芳樹(東北医科薬科大学)、
松尾一郎(群馬大学)、
山地俊之(順天堂大学薬学部)、
尾形慎(福島大学)
参加費: 一般 2,000円、学生 無料
懇親会: 2024年11月19日(火)19:00〜
エルティ ウェディング・パーティ
エンポリアム

会費:一般 7千円、学生 2千円
開催の趣旨
 

 日本の糖鎖研究は医学・生物学・合成化学・分析・情報科学などの総合的糖鎖研究を推進するための共創的研究プラットフォームが稼働するなど、一つの転換期を迎えつつあると思います。これを追い風として、さらに多様な分野との統合・融合的な糖鎖研究を立案する必要があるでしょう。このような現状を踏まえて本シンポジウムでは、がんや認知症、ケミカルバイオロジーなどの異分野で活躍されているものの、糖鎖研究のサポーターとなってくださるような著名な先生方による特別講演を企画し、一般講演でも糖鎖研究の枠をやや逸脱している研究者の方達にもご講演頂くことで、糖鎖研究との新たな接点を模索する場としたいと考えております。

お問い合わせ シンポジウム事務局へメールでお知らせください
E-mail: sympo-20@jcgg.jp
プログラム
 
■11月19日(火)
9:30-9:35

○開会の辞

9:35-9:45

○JCGG会長挨拶 遠藤玉夫

9:45-12:05
○セッション1:糖鎖生合成、代謝の不全とヒト疾患
木塚康彦(岐阜大学)糖転移酵素の機能的アクセサリードメインによる活性制御
顧 建国(東北医科薬科大学)脳炎症の抑制や血清IgGの安定性に寄与するL-fucoseの機能とその分子機序:コアフコシル化の重要性
西原祥子(創価大学)多能性幹細胞における糖鎖機能の網羅的解析
北川裕之(神戸薬科大学)硫酸化糖鎖の合成異常を基軸とした疾患発症機構
樺山一哉(大阪大学)抗体医薬の細胞内動態制御に基づくがん治療法の探索
12:10-13:10
○ランチョンセミナー 東京化成工業
13:10-13:40
○産からのプレゼンテーション
13:40-14:30
○企業セミナー:糖鎖科学・糖鎖創薬における企業の貢献
畠山信久(イーライリリー社)神経変性疾患を対象とした次世代疾患修飾薬としての経口抗タウ療法の創薬と早期臨床開発
14:35-16:30
○セッション2:糖鎖に化学で切り込む
中の三弥子(広島大学)糖鎖の機能解明および疾患マーカー開発のための糖鎖構造解析
河村奈緒子(岐阜大学)シアロ糖鎖の化学合成研究と応用
川崎ナナ(横浜市立大学)モデル細胞と質量分析 ー糖鎖機能の理解に向けて
加藤晃一(自然科学研究機構)糖鎖の4次元構造とゴルジ体のダイナミクス
16:45-17:30
○特別講演1
藤井正純(福島県立医科大学)脳腫瘍最前線ー覚醒下手術から糖鎖研究まで
17:30-18:15
○特別講演2
島本啓子(公益財団法人 サントリー生命科学財団)糖脂質が司る膜タンパク質膜挿入のメカニズム
■11月20日(水)
9:30-10:45
○セッション3:糖鎖の多様性:様々な生物における糖鎖
尾形 慎(福島大学)生命科学材料としての糖質複合分子の合成研究
澄田智美(JAMSTEC)多様なβ-GalNAc含有糖鎖に対応した一連の新規酵素群の構造機能解析
長束俊治(新潟大学)微小不均一性に挑む:データベース支援型糖鎖シーケンサーの開発
11:00-12:15
○セッション4:がんに立ち向かう糖鎖科学
大山 力(弘前大学)前立腺癌の新規バイオマーカーS2,3PSA%―着想から保険収載までー
芳賀芳美(公益財団法人がん研究会)高深度グライコプロテオミクスによるがん免疫療法治療効果予測バイオマーカーの探索
三善英知(大阪大学)糖鎖科学による肝がん/膵がんへの挑戦
12:15-13:15
○ランチョンセミナー 島津製作所
13:15-14:30
○セッション5:感染症と糖鎖
渡士幸一(国立感染症研究所)化合物スクリーニングから見る新興ウイルスと糖鎖の相互作用
加藤大志(東京大学)シアロ糖鎖を介したウイルス感染機構
津久井久美子(国立感染症研究所)腸管寄生性原虫赤痢アメーバ原虫によるファゴサイトーシスおよびトロゴサイトーシス制御と糖鎖
14:45-15:30
○特別講演3
樋口真人(量子科学技術研究開発機構)認知症中核病態を捉える画像・血液バイオマーカー開発と活用
15:30-16:45
○セッション6:神経疾患に立ち向かう糖鎖研究
重水大智(国立長寿医療研究センター)日本人の大規模ヒトゲノム・オミクス解析における認知症研究
松田純子(川崎医科大学)スフィンゴ糖脂質の構造多様性と上皮細胞機能
橋本康弘(福島県立医科大学)脳型糖鎖をタグとした中枢神経系疾患のマーカー探索
16:45

○閉会の言葉

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